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無足場工法とは?足場の組めない場所や予算を抑えるなら無足場工法で!

無足場工法とは何か、気になっていませんか? 足場を組むスペースがない、またはコストを抑えたいと考えている方にとって、無足場工法は理想的な解決策です。

この記事では、無足場工法の基本とそのメリットについて、わかりやすく解説します。

無足場工法とは?

無足場工法について詳しく解説していきます。

無足場工法とは足場を組まずに行う施工方法のこと

無足場工法は、建物の修繕や改修工事を足場を使わずに行う施工方法です。

この方法には「ロープ」と「ゴンドラ」「ブランコ」の手法があります。屋上に設置された特別な機器から吊り下げられたロープやゴンドラを使用し、安全対策として命綱を装着した作業員が作業を行います。

通常の足場工法と異なり、無足場工法は雨天時の滑り問題に強く、足場の設置が不可能な場所でも迅速な作業が可能です。しかし、この工法は高所での作業が主となるため、専門的な技術と経験が必要とされます。

どんな時に無足場工法を使うのか

無足場工法は、特に住宅街や都市部の狭いスペースで効果を発揮します。

例えば、隣の家との距離が非常に狭い場合や、作業車両や材料の置き場所が確保できない都市部では、足場の設置が難しいです。また、店舗などが入っているビルでは、足場の設置が営業に影響を与える恐れがあります。

このような場合、隣家の敷地を借りることも一つの手ですが、面識がない場合や関係が良好でない場合は困難です。そういった状況で、無足場工法が非常に有効な選択肢となります。

敷地所有者の承諾が不要で、周囲への迷惑も最小限に抑えられるため、無足場工法は都市部や狭小地での工事に適しています。

 

代表的な無足場工法

代表的な無足場工法を3つご紹介します。

ロープアクセス

ロープアクセスでは、作業員がフルハーネスを装着し、屋上からロープを使って作業地点に降ります。

この方法では、作業員はロープに宙吊りになって高所で作業を行います。一見すると危険に感じられるかもしれませんが、二本のロープを用いて身体をしっかりと固定し、ロープが外れない限り落下の危険性は極めて低いため、安全性は非常に高いです。

厳格な基準に合致した産業用ロープを使用するロープアクセスは、ブランコ工法に比べて現代の施工方法としてより一般的です。

ゴンドラ

ゴンドラによる作業では、屋上から吊り下げた箱型のケージに作業員が乗り込み、リモコンを操作して上下左右に移動しながら作業を行います。

この方法は地上に足場を設置する必要がなく、特に人通りが多い都心部で好まれます。ゴンドラは、2階部分にステージ型足場を設置して使用するため、歩行者の安全を確保しながら効率的に高所作業を行うことができます。

ブランコ

ブランコ工法も作業員が吊り下がって作業を行う点ではロープアクセスと似ていますが、主な違いは安全性にあります。

ロープアクセスが一般的になる前から使用されていたブランコですが、現在では安全性に問題があるとされ、多くの現場での使用が制限されています。

ブランコ工法は、過去によく用いられた方法ですが、現代ではより安全なロープアクセスに取って代わられています。

 

無足場工法のメリット

無足場工法のメリットは下記の4つです。

足場代が節約できる

無足場工法の最大のメリットの一つは、足場設置に伴う費用が不要となることです。

通常、建築や修繕工事では足場を組むコストが大きな割合を占めますが、無足場工法を採用することで、これらの費用を大幅に削減できます。経済的な観点から見れば、特に予算が限られているプロジェクトにおいて、無足場工法は費用効率の良い選択肢となります。

工期も短くなる

無足場工法は、従来の足場を使用する方法に比べて工期も短くなります。

足場の組立てや解体には時間がかかりますが、無足場工法ではこれらの工程が不要なため、工事全体の時間を短縮できるのです。迅速な工事完了は、施主にとっても利点であり、特に時間的制約が厳しいプロジェクトにおいて重要な要素となります。

防犯面で安心感がある

無足場工法は防犯面においてもメリットがあります。

従来の足場を使用する工法では、足場が不法侵入の手段として利用されるリスクがあります。しかし、無足場工法ではこのような心配がありません。作業終了後には作業機材を撤去するため、夜間や工事中断時の不法侵入のリスクが大幅に低減され、物件の安全性が高まります。

騒音などが少なく近隣への環境に配慮できる

無足場工法は、騒音や周囲への影響が少ないという特徴も持っています。

従来の足場を組む工法では、組立てや解体の際に大きな音が発生することがありますが、無足場工法ではそのような騒音がほとんどなく、静かに作業を進めることができます。このため、工事現場が住宅街や繁華街に近い場合など、周囲の環境に配慮する必要がある場合に特に適しています。

 

無足場工法のデメリット

無足場工法のデメリットは下記の3つです。

広範囲の施工には向かない

無足場工法は作業員の移動範囲に制限があるため、広い範囲の工事には不向きです。

足場を使用する場合、作業員は足場上で上下左右に自由に動き回り、広範囲の修繕や補修を効率的に行うことができます。しかし、無足場工法ではこのような広範囲かつ多方面へのアクセスが難しくなり、特に大規模な工事では作業効率が落ちる可能性があります。

施工後の確認が難しい

無足場工法を採用した場合、施工箇所の確認が難しくなることがあります。

この方法では、作業員以外の人が施工箇所に立ち入ることはできません。そのため、居住者や施主が自分の目で直接工事後の状態を確認することは難しく、通常は写真などの視覚資料に頼ることになります。これにより、細かな部分の確認や納得感に欠ける可能性が生じます。

施工には高いスキルが必要

無足場工法は高度な技術と経験を要するため、この工法に対応できる業者を見つけることが困難な場合があります。

特に、足場が設置できない場所やコスト削減を目指す場合でも、適切なスキルを持った作業員が不足していると、無足場工法の採用が難しくなります。高所作業の経験と専門知識が求められるため、無足場工法は特定の業者や限られた状況下でのみ適用されることが多いです。

 

小規模かつ予算を抑えたい工事なら無足場工法がおすすめ!

小規模かつ予算を抑えたい工事なら、無足場工法がおすすめです。

無足場工法の中でもロープアクセスがおすすめ

小規模かつ予算を抑えたい工事において、無足場工法の中でも特にロープアクセスがおすすめです。

この技術は、高所での作業を安全かつ効率的に実施することを可能にします。ロープアクセスは、特にスペースが限られている都市部や狭い敷地での工事に最適で、設備投資や人件費の削減にも貢献します。

小規模プロジェクトにおける費用対効果と作業の柔軟性を考慮すると、ロープアクセスは理想的な選択肢と言えるでしょう。

無足場工法の中でもロープアクセスが優れている理由

安全性の高さ

ロープアクセスが無足場工法の中で際立っている理由の一つは、その高い安全性にあります。

作業員は二本のロープを使用し、フルハーネスでしっかりと固定されます。これにより、高所での落下リスクが大幅に減少します。さらに、経験豊富なプロフェッショナルによる運用と厳格な安全基準の遵守により、高所作業の安全性がさらに強化されます。

費用の低さ

ロープアクセスは、無足場工法の中でも特にコスト効率が高いです。

足場の組立てやレンタルにかかる費用を省略できるため、全体的な工事費用を大幅に削減できます。加えて、足場の設置に必要な時間と労力を省くことで、工事期間の短縮にも寄与し、迅速な工事完了が可能になります。

予算が限られている小規模プロジェクトにとって、これは大きなメリットです。

作業場所を選ばない

ロープアクセスは、作業場所の制限が少ないという点でも優れています。

この方法では、狭いスペースやアクセスが困難な場所でも作業が行えます。従来の足場を必要とする工法と比較して、ロープアクセスはより多様な環境での使用が可能であり、特に都市部の狭小地や複雑な建築物での工事に適しています。

その柔軟性は、あらゆる場所での工事ニーズに応えることができる強みです。

 

ロープアクセスでの施工ならセイリョウにお任せください!

今回の記事では、無足場工法とはなにかについて解説してきました。

無足場工法は、足場の組立てが不要な施工方法で、特にロープアクセスを用いた作業は、予算と時間の節約に加え、狭いスペースでも対応可能です。

この分野での専門家であるセイリョウは、外壁修理をはじめとする多くのプロジェクトで高い評価を得ています。

セイリョウの特徴は、豊富な経験と洗練された技術に基づくサービス提供です。ロープアクセスを駆使した外壁修理では、高度な技術力を活かして効率良く、質の高い施工結果を提供しています。

また、セイリョウは足場設置に関しても独自のアプローチを持ち、部分的な足場設置やコスト削減のための多様な方法を提案し、お客様のニーズや状況に合わせた最適な解決策を提供します。お客様の満足を第一に考えたサービスで、安全かつ効果的な施工を実現いたします。

ロープアクセスでの施工ならセイリョウにお任せください。

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