「ペンキ屋がいい仕事をすれば建物の劣化は防げる」をモットーに、住宅やマンションの塗装工事、防水工事、補修工事などを手がける株式会社セイリョウです。
今回は雨漏りの話をします。雨漏りといっても住宅で起きる雨漏りではなく工場で起きる雨漏りについてです。住宅と違って建物の規模が大きく天井も高い工場では、雨漏りが発生した際に自分たちで対処するにも現界があります。かといって、専門業者に依頼してもすぐに駆けつけてくれるわけでもありません。
しかし、ほんの数時間から1、2日であっても、雨漏りはとりあえずの応急処置をしないことには工場を稼働できないので損失になってしまいます。
そこで今回は、雨漏りの際に自分たちでできる応急処置をご紹介するとともに、そもそも雨漏りはどこでどのようにして起きてしまうのかという抜本的な原因まで解説していきます。
工場の雨漏りはすぐに業者へ連絡してください
工場での雨漏りは素早い対策が必要
工場に限らず、雨漏りは発生する場所に関係なくすぐに対処する必要があります。雨漏りの放置は建物の劣化やカビやシロアリの発生につながるだけではなく、家であれば生活圏に浸水するので生活そのものに支障をきたし、それが工場であれば、最悪の場合、工場を稼働できなくなるので大きな損失となります。工場の種類にもよりますが、機械を使って何かを生産しているようなところでは、機械に水が入って故障することもあるので特に注意が必要です。
雨漏り専門業者への依頼をおすすめ
雨漏りの修理は、雨漏りの専門業者へ依頼することをおすすめします。世の中には建物の修理やトラブルに対応している業者はたくさんあり、一刻も早く来て欲しいことから安易に修理業者を決めがちですが、雨漏りに関する正しい知識と修理ノウハウを持ち合わせているところは意外と少ないものです。実際にセイリョウに来る相談のなかには同業者からの依頼もあったりと、雨漏りの調査や補修は専門業者でないと難しいのです。
また、雨漏りは原因となる浸水経路を特定した上で根本からなおさないと、すぐにまた再発してしまいます。とりあえず急ぎで来てもらった業者に間に合わせでなおしてもらうよりも、信頼できる専門業者を選ぶことをお勧めします
緊急でできる応急処置
雨漏りの修理は専門業者に頼むことが必須ですが、修理を依頼しても業者がすぐに対応できるとは限らないので、その際は応急処置をする必要があります。
応急処置としては以下のものがあります。
・防水テープで塞ぐ
ホームセンターやインターネットで防水テープは売られています。修理するまでの間に合わせではありますが、粘着力の強いタイプを選びましょう。
・コーキングで塞ぐ
建物の補修に使用する充填剤をコーキングやシーリングといいます。こちらも種類豊富にホームセンターやインターネットで売られています。チューブタイプになっているので、雨漏りの原因として疑われる箇所に充填しましょう。
・ビニールシートを被せて雨漏り箇所を塞ぐ
ビニールシートを被せることも一つの方法です。ただし、この方法では屋根の上に登ることになるので、低層の工場に限って行いましょう。
これらはいずれも一時的しのぎに過ぎないので抜本的な解決にはなりません。できるだけ早く専門業者にきてもらって、雨漏りの原因を突き止めてからしっかりと直しましょう。
工場での雨漏りを放置するリスク
工場内の製品が廃棄になる恐れ
工場の雨漏りを放置していると、製造している製品そのものや製品が入っているダンボールなどが濡れて、製品として出荷できなくなります。出荷できないものを製造したことになるので、その際の人件費や処分する費用なども含めると、二重三重の損失になります。
工場内の機械が破損
工場には製品を製造するための機械があります。基本的に機械類は水に弱いので、雨漏りによって濡れてしまうと故障や破損に繋がる恐れがあります。機械類が故障すると、製品を作れないことに加えて、機械そのものの修理代も発生するので損失は大きいです。
火災や他の雨漏りのリスクが上昇
雨漏りの水が電気配線などに付着し、そこから漏電してショートすることがあります。電気配線のショートは火災の恐れだけではなく、万が一人が触れると感電の恐れもあるため、早急に対策が必要です。
補修のコストが上昇
雨漏りを放置しているとそれだけ被害は拡大します。放置したことによって浸水箇所が増えたりすると建物の劣化は進行し、補修にかかる費用が高くなっていきます。
工場で考えられる雨漏りの原因
屋根の経年劣化
屋根や外壁は耐用年数が10年〜15年といわれているので、それを過ぎていたら経年劣化による不具合が生じてくるかもしれません。経年劣化によるヒビや隙間から雨水は浸透します。
屋根材周りのボルトの劣化
工場の屋根には部材と部材のつなぎ目が多く存在します。そして、このつなぎ目で使用しているボルトの劣化や錆が雨漏りの原因となっています。
コーキングの劣化
コーキング剤にも寿命があり、10年〜15年と言われています。コーキング剤はシリコンやウレタンでできているのですが、寿命を過ぎると本来柔らかいはずのコーキング剤が固まって硬くなり、隙間ができてそこから雨漏りすることもあります。
谷樋の劣化
谷樋とは２方向の屋根がぶつかる部分に取り付けられた板金のことで、「谷板金」とも呼ばれています。谷樋が劣化すると穴が開き、そこから雨漏りが発生することがあります。
工場が雨漏り対策にできること
屋根塗装など定期的なメンテナンスを行う
雨漏りが発生してしまうのは、屋根や外壁の劣化が進行している証拠です。雨漏りの発生を防ぐには屋根や外壁の調査とメンテナンスを定期的に行い、常に良好な状態を保つことが大事です。
波型スレート屋根にする
波型スレート屋根とはセメントに繊維素材を混入して強化を行った波板状の屋根の総称ですが、雨による錆が出来にくい素材のため雨漏り対策に最適です。また、雨や湿気で傷みにくく、屋根素材の凹凸により水はけに優れているので雨漏り対策に向いています。
工場の雨漏り修理を行う際のポイント
ロープアクセスで工期・費用を削減
雨漏り修理の専門業者を選ぶ際には、その業者がどのような工法で雨漏り修理を行うかという点も含めて検討しましょう。というのも、雨漏り修理は被害箇所の個数や範囲にもよりますが、ほとんどが部分的な補修になります。そして、雨漏り修理は高所作業になるので足場が必要になってきますが、部分的な補修であればロープアクセスでも対応可能です。工場の雨漏り修理では短工期、低価格で行うことができるロープアクセスで行う業者を選ぶことをおすすめします。
雨漏りに特化した業者に依頼する
雨漏りの修理では、雨漏り修理の専門業者へ依頼することをおすすめします。雨漏りは原因の特定のために正しい知識と高度な修理ノウハウが必要になってくるので、実績が豊富な信頼できる専門業者を見極めてから慎重に依頼しましょう。
また、工場の屋根修理は戸建て住宅の屋根修理と違って規模が大きいので、大規模建築に関する専門知識と高度な技術力が必要とされます。業者を選ぶ際には、雨漏りの修理ノウハウだけではなく、大規模建築の修理実績が豊富で、知識と経験の蓄積が十分にあるところが良いでしょう。
工場の雨漏り修繕ならセイリョウにお任せください
ロープアクセスで調査も施工もスピーディーに
工場の雨漏り修繕は部分補修であることがほとんどなので、建物全体を覆うような足場を組む必要はありません。私たちセイリョウは、ピンポイントで施工箇所へアプローチできるロープアクセス 工法で雨漏り調査・修繕を行います。ロープアクセス工法では足場を組む作業が発生しないのでスピーディーに対応でき、少しでも早く雨漏り修理をしたいというニーズに答えることができます。
セイリョウは雨漏り119に加盟
セイリョウは雨漏り調査・修理のエキスパートのみが加盟できる一般社団法人「雨漏り119」に加盟しています。「雨漏り119」にこれまでご依頼いただいた修理では、驚異の雨漏り解消率100％・再発事例0件の実績を誇っております。雨もり119では一般的に難しいと言われている雨漏り診断技術のマニュアル化に成功しており、全国どこの加盟店でも同じ技術で雨漏り調査・修理が実現されています。また、定期的な技術研修で常に最新の技術や雨漏り事例を加盟店同士で共有しております。このように、セイリョウの技術は信頼できる第三者視点からもお墨付きなので、安心してご依頼ください。
調査は雨漏り鑑定士が行います
セイリョウの雨漏り調査は「雨漏り鑑定士」が行います。雨漏り鑑定士とは、一般社団法人雨漏り鑑定士協会が付与している認定資格のことで、雨漏り鑑定士認定試験は「適正な雨漏り鑑定の方法を身につけ、あるいは雨漏りトラブルを未然に防ぐ知識と技量を有するかを判定するもの」として位置づけられています。
雨漏り鑑定士認定試験に合格した「雨漏り鑑定士」による調査は、特定することが難しい雨漏り原因に迫り、修理方法ついても最善の提案を導き出します。
調査箇所が特定できなければ追加費用は頂きません
セイリョウの雨漏り調査では、1日分のお見積り（5〜10万円）で原因が特定できなければ、2日目以降は追加費用なしで調査を行います。例え原因特定まで数日間を要したとしても、お金だけいただいて「見つけることができませんでした」という終わり方はしません。雨漏り調査のプロとして、必ず結果を残します。
雨漏り調査・修理は、豊富な知識と確かな技術力のあるセイリョウにぜひご用命ください。