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外壁塗料って何があるの?何がいいの?塗料の種類や特徴をご紹介

「塗料」とは

塗装する対象物を保護、美装、独自の機能・効果を与えるために、表面に塗布するものです。

塗料には意外と種類があり、種類によってその用途や特徴、耐久性などにも違いがあります。塗料に使用されている樹脂の種類や成分により用途は違います。
外壁に塗装する場合には耐久性というものも重要であり、落ちにくいものだったり、汚れがついても取れやすいような素材が多く使われていることが多いです。また内壁ではDIYなどで塗料を塗るのですぐ乾きやすいという素材やこちらも汚れがつきにくく目立ちにくいものなどが多くあります。

今回は、外壁に使用する塗料の種類や特徴を紹介していきます。

外壁塗料の種類4選

アクリル系塗料

耐用年数:5~7年

価格(1㎡):¥1200~1800

アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とする塗料で、1950年頃から開発・製造が始まりました。当時は発色の良い画期的な塗料として人気を集め普及していきましたが、その後ウレタン樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料などの高性能な塗料が次々に開発され、現在の需要は少なくなっています。

-メリット-

①費用が安い

②色の種類が豊富

③素人にも使いやすい

-デメリット-

①紫外線に弱いため劣化が早い

②塗膜が固くひび割れが起きやすい

③塗り替えサイクルが短い

-まとめ-

他の塗料と比べて安価だが、劣化が早いため塗り直しを短期間で行わなくてはならないため材料費がかさむ。

しかし、色の種類が豊富なので、いろんな色を短期間ずつで楽しみたい方にはオススメ

耐用年数:7~10年

価格(1㎡):¥1700~2200

ウレタン塗料とは、塗料の成分のひとつである樹脂の主原料がウレタンである塗料をいいます。柔軟性があり、塗装した素材との密着度が高いのが特徴です。また、光沢がほかの塗料よりも強く、塗装面は艶のある仕上がりになります。外壁だけでなく、雨どい等の付帯部や木部・鉄部の塗装などによく使われています。

-メリット-

①費用が安い

②塗膜に光沢・高級感がある

③ひび割れしにくい

④素人にも使いやすい

⑤塗装可能な素材が多い

⑥商品ラインナップが豊富

-デメリット-

①コストパフォーマンスで劣る

②変色に弱い

③防汚性で劣る

④塗装作業中の水気に弱いオススメ。

-まとめ-

現在主流の塗装方法に比べて費用が安いかわりに、耐用年数も少し短い。

他の塗料と比較すると安い傾向にあるため、耐久性を重視しない方にオススメ。

シリコン系塗料

耐用年数:10~15年

価格(1㎡):¥2200~3000

シリコン塗料とは、樹脂の主成分にシリコンを使用した塗料のことです。実際にはシリコンとアクリルの両方が主成分であるため、正確な名称は「アクシルシリコン塗料」といいます。シリコン塗料は、価格に応じた耐久年数の長さのほかに、耐熱性・耐水性・耐候性が強いという性能があります。このような代表的な性能に加えて、汚れが落ちやすく、艶が映えるということもシリコン塗料の特徴です。

-メリット-

①耐久性が高い

②汚れが付きにくい

③商品ラインナップが豊富

-デメリット-

①アクリル系塗料・ウレタン系塗料と比べて価格が高い

②フッ素系塗料と比べて耐久性が低い

③ひび割れしやすい

-まとめ-

価格や性能、耐用年数などのバランスもよく、ほとんどの場合に非常にコストパフォーマンスの良い塗料。

シリコン塗料を選べば大きな失敗はないでしょう。

※シリコン塗料をオススメできない方

①大きい住宅の場合

②塗り替えの総回数を少なく抑えたい場合

→ひとつ上のグレードの「フッ素塗料」をオススメします。塗料代は高くなりますが、耐用年数が長く、長期間でみた場合には希望が叶います。

③6~7年以内に家を退去・売却する場合

→シリコン塗料よりも低グレードで耐用年数が短い「ウレタン塗料」を使ったほうが、費用の無駄がありません。

フッ素系塗料

耐用年数:15~20年

価格(1㎡):¥3800~4800

フッ素塗料とは、塗料の主成分が合成樹脂でありその樹脂にフッ素が含まれている塗料のことです。他の塗料と比べて価格は高いが、耐久性に優れており「高耐久性塗料」とも呼ばれています。他にも耐候性・親水性・防藻性・防カビ性・耐摩耗性・耐薬品性にも優れています。

-メリット-

①耐用年数が高い

②メンテナンスコストが削減できる

③光沢があり長持ちする

-デメリット-

①費用が高い

②艶有塗料しか選べない

③塗膜が硬いため追従性に劣る

-まとめ-

費用は高いがその分性能がよく、長期的に見たらほとんどの場合コストが削減できる。

塗装工事の回数を少なくしたい方にオススメ。

※フッ素塗料を特にしたい方

・自宅が広い方

→リフォームのたびの工事費も多額になります。そこで、最大限長持ちする塗料を使うことで、期間でみた工事回数を減らし、費用を節約できる

まとめ

外壁塗装の塗料を選ぶ際には、コストパフォーマンス機能性の2つのポイントに注目して選びましょう。

塗料選びは、外壁塗装の成否を分ける大事な作業です。

塗料次第で家の耐用年数が数年変わったり、費用が数十万円変わったりします。

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セイリョウは、「ペンキ屋」のプロならではの知恵と知識を活かしお客様の期待に応えるために最善を尽くしています。外壁塗装工事をお考えの方はこの記事を参考にぜひ、賢い塗料選びを実践していきましょう。

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