雨漏りは、屋内の床や壁を濡らし、建物の価値を大きく下げてしまいます。特に、倉庫で雨漏りが発生したときは要注意で、様々なリスクが発生する恐れがあります。この記事では倉庫の屋根で雨漏りが発生したときに起こりうるリスクや、修繕方法、専門業者の探し方等について紹介していきます。
倉庫の屋根を放置してしまうリスク
倉庫内の製品が水浸しに
雨漏りを修理せずに放置していると、当然屋内にある製品は水浸しになってしまいます。
製品が水で濡れてしまったら、商品価値は大きく下がってしまうため、結果的に大きな損失を生み出してしまいます。また、倉庫は大量の製品を保管する場であるため、雨漏りによる被害が発生してもすぐに別の場所に移すことができない恐れがあります。
倉庫の設備が故障・火災のリスク
雨漏りは屋内だけでなく、天井裏や床下など、目に見えない場所にまで広がっていきます。そこで考えられる恐れが、設備の故障や火災のリスクです。例えば、天井裏や床下に設置されている配電設備に雨水が染み込んだ結果、照明などの設備が故障してしまう恐れがあります。配電設備がショートを引き起こしたら、最悪の場合火災が発生し、製品だけでなく人命が危険にさらされてしまいます。
雨漏りの悪化
雨漏りを放置すると、柱の腐食やシロアリ、ダニの発生など建物の寿命を短くするような二次被害が発生する恐れがあります。本来、倉庫は製品を安全に保管するための場所です。その倉庫が建物としての機能を失っていくと製品を保管するという倉庫本来の役割が果たせなくなります。
二次被害を防ぐためにも倉庫の雨漏りには早めに対処を
以上のような雨漏りによる被害を防ぐためには、早急に専門業者に雨漏りの調査・補修を依頼することがおすすめです。弊社は雨漏りの調査・補修を行っています。
詳しくはこちらからご相談ください。
倉庫の屋根で雨漏りが起きる原因について
ボルト部分のさび
ボルトとは、屋根材を固定するために使われる工具です。ボルトは劣化していくと錆が発生し、ゆるみが発生します。そこに雨水が侵入することにより雨漏りが発生します。また、錆によりボルトが大きくなった結果、屋根にひび割れが生じ雨漏りが発生することがあります。倉庫ではボルトを施工に使う折板屋根や波形スレートがよく使われるため、ボルトによる雨漏りがよく発生します。
屋根材の劣化
屋根材の劣化がそのまま雨漏りに直結していることもあります。例えば、塗装の効果が既に切れているのにそのままにした結果、雨漏りが発生することがあります。
コーキングの劣化
コーキングとは、樹脂を換気扇や窓など部材と部材の隙間に差し込むことにより、建物の気密や防水を高める作業のことを指します。
コーキングは劣化するとひびや崩れが発生し、その隙間から雨水が入り込み雨漏りが発生する恐れがあります。
倉庫の雨漏りの補修方法
倉庫の雨漏り補修は必ず専門業者へ
雨漏りの調査・補修をするためには高い知識と技術が必要になります。雨漏り補修を専門としている会社でさえ、完璧に補修するために同業者に相談をすることがあります。
そのため、普段雨漏りの調査・補修をしていない会社に雨漏りの調査・補修を頼むと原因を特定しきれず雨漏りが再発する恐れがあります。一度で完璧に雨漏りの補修を済ませたい場合は、必ず専門会社に依頼するようにしましょう。
ボルトキャップの取り付け
この補修はボルト部分に錆が発生したことによる雨漏りを防ぐ際に取られます。錆の発生したボルトに、ボルトキャップを取り付けることにより、錆ついた箇所を保護します。後からボルトキャップの取付をするのみなので、費用は比較的安価に収まります。
屋根塗装
この補修はさびにより屋根材が劣化した際に取られます。防水テープやコーキングで補修した後、屋根塗装を済ませます。
ボルトの錆で雨漏りが発生しているときに、屋根材劣化が確認出来た際は、ボルトキャップの取り付けと並行して屋根塗装が行われます。
屋根の葺き替え
この補修では、もともとあった屋根を取り外し、新しい屋根に葺き替えて、雨漏りを補修します。ただし、この工法をすると工事期間中ではありますが、倉庫の屋根がなくなってしまうため、めったに利用される補修方法ではありません。劣化の程度が激しくても、強度に問題がない場合は、カバー工法で補修します。
カバー工法
この補修では劣化の範囲が広く、限定的な補修や張り替えができないときに取られます。新しい屋根材を古い屋根材の上にかぶせて雨水を防ぎます。この補修方法は内部に影響を与えずに、補修ができるということから倉庫の補修に最適だとされています。
雨漏りの原因特定は難しい 信頼できる業者の選び方
実績を確認する
広告やホームぺージでいかに良いことを書いていても、実績でお客様に満足してもらっていなければ意味がありません。施工事例やお客様の声は、その会社の実力や信頼を測ることのできる場ですので、必ずチェックするようにしましょう。
雨漏り鑑定士などの資格を確認する
雨漏り修理には技術や知識が必要となるため、それを測るための独自の資格（雨漏り鑑定士など）があります。これらの資格があるということは、雨漏り調査・修理をする際に役に立つ技術、知識を有しているということなので、お問い合わせ時にそれらの資格を有している業者がいるか確認しましょう。
雨漏り調査の方法を確認する
雨漏りの調査方法は目視から道具を使ったものなど、多岐にわたります。一般的に工場や倉庫の雨漏り調査は、屋根の構造が複雑でないということからその他の建物に比べ容易とされています。しかし、目視のみで雨漏りの原因が完璧に特定できるとは限りません。ドローンで空中から雨漏り箇所を探すドローン調査や、実際に水をかける散水調査など、様々な観点から雨漏り箇所の調査を行える業者に修理依頼をすることをおすすめします。
倉庫の屋根の雨漏りならセイリョウにお任せください
ロープアクセスで調査も施工もスピーディーに
弊社は調査と施工にロープアクセスを利用しています。ロープアクセスは、屋上に垂らされたロープをつたって屋根や壁を動いて作業する施工方法です。足場を建設したりする必要がない分、スピーディーに施工を行うことができます。
セイリョウは雨漏り119に加盟
弊社は雨漏りの調査・診断・補修を行う第三者機関、「雨漏り119」に加盟しています。「雨漏り119」はプロの業者による加盟審査が設けられている厳正な第三者機関です。その機関に加盟を認められている分、弊社は完全に信頼できる質の高い調査・施工を行えます。
調査は雨漏り鑑定士が行います
雨漏り鑑定士とは、雨漏り修理・調査の技術や知識を測るために設立された資格です。
この資格を得るためには、プロの施工業者の評価のもと建築物、雨仕舞い、防水・塗装の基礎知識に加え実際の実例・実務をパスする必要があり、この資格を持つ業者はまさに雨漏り修理のエキスパートと言うことができます。弊社にはこの雨漏り鑑定士が在籍しており、特定することが難しい雨漏り原因に迫り、修理方法ついても最善の提案から施工までを自社内で完結して行うことができます。
調査箇所が特定できなければ追加費用は頂きません
弊社は、雨漏りの原因箇所を必ず見つけることに力を注いでいます。そのため、1日分のお見積り（5〜10万円）で原因箇所を見つけられなかった際は、2日目以降は追加費用なしで調査を行います。
雨漏りのご相談ならこちらからお気軽にお問い合わせください。